よごれたお水はどこに行くの? “水のながれ”をくわしく知ろう!
みらいたうんの中にある、タンピーとコッピーの「浄水場(じょうすいじょう)」。
今日はここに、なかまたちが あつまっています。
ウィザーが、マンホールに書かれた 「おすい」という ことばに きょうみをもち、それがきっかけに なって、みんなで タンピーとコッピーに “水のながれ”について 話を聞くことになったのです(くわしくは“、前回のお話「“水のながれ”について考えてみよう!」”を見てね)。
さて、ここからが 今回のお話の ほんだいです。
コッピーが はりきったようすで 「じゃあ、ぼくたちが ふだんつかうお水が どこから来て、どこに行くかについて話すね」と言うと、タンピーが「うん!」と 元気よくうなずきます。
「まず水道から出てくる きれいなお水について せつめいするよ。水道のお水は、川やダムから とっているんだ。そこから浄水場に行って、よごれなどが とりのぞかれる。そのあと、ぼくたちのおうちの じゃぐちまで とどけられるんだ」
タンピーの せつめいをきいて、「へぇ~、知らなかったぁ~!」とアルケミ。
「きれいな水が もともと あるわけじゃなくて、じょうすい、っていうのが されているんだねぇ~!」と おどろいたようすで話します。
「そうなの! つぎは つかったお水が どこに行くか、なんだけど……」
つぎはコッピーが、みんなにむかって といかけます。
「みんな、ふだん、どんなときに よくお水をつかってる?」
「トイレ!」と答えるシータン。
「手をあらうとき!」とソータンがつづけます。
「おさらを あらうときでしょうか」、テンビータも話します。
「お花に 水をあげるときもだね」、こんどはウィザーが答えました。
「おふろに 入るときなのだ」、つぎはドクピーが回答。
「りょうりを するときだぜ!」、つづいてコックーが ガハハとわらいながら言いました。
「おせんたくでも つかっているわね~!」、さいごに マリアンヌが声を上げました。
みんなの回答を聞いて、タンピーとコッピーは 楽しそうに わらいます。
「ははは、みんなさすがだね! そうやって みんながつかったお水は 「おすい」とよばれ、はいすいこうから 下水かんへと ながれて行って、そして下水しょりじょうに たどり着くんだ。下水しょりじょうで きれいなお水にして、川や海へと もどしているんだよ」
「そうそう、そのまま ながしているわけでは ないんだよ~!」
タンピーとコッピーの話を聞いて、「ふむふむ」とうなずくウィザー。
「なるほど、今まで 当たり前のように お水をつかっていたけど、見えないところで お水をきれいにしてくれている人たちが いるんだね」と なっとくした ようすです。
「そうなんだ。人が時間とお金をかけて、しっかりお水を きれいに しているんだよ。だから、お水は 大切につかってほしいな!」
「うん、わかった! これからは、きれいなお水がつかえることに かんしゃしながら 大切につかうようにするよ。今日はありがとう、タンピー、コッピー!」
タンピーとコッピーから「おすい」のいみや、おすいが下水しょりじょうで きれいにされていることなどを聞いて、スッキリしたようすの ウィザーたち。水のながれや大切さを知って、さらに“ちきゅうにやさしいきもち”が ふかまったのでした。